もうすぐ就活だけど、やりたいことが見つからない。
社会人になったけど、これがやりたいことなのか分からない。
やりたくない仕事を続けていて、怒られるし辛い。
こんな気持ちになることはありませんか?
やりたいことが無いまま生活していると、このままで良いのかという焦りや、自分の能力はこんなもんだよな、と負のスパイラルに陥りやすくなります。
今回紹介する本は、やりたいことが無くても大丈夫と思わせてくれました。
目次
参考文献
題名:やりたいことが見つからない君へ(小学館)
著者:坪田信貴
読みやすさ
具体性
おすすめ度
坪田さんは、映画にもなった通称「ビリギャル」の著者です。
また、塾の経営をされており、心理学を駆使した学習法で多くの生徒の偏差値を短期間で急激に上げた実績をお持ちの方です。
やりたいこと
若い頃は選択肢が少なく、その中でやりたい事を見つける事の方が難しい。
と言う事です。
これは、所属しているコミュニティによって変化してくると思います。
例えば、小学校、中学校、高校、大学とステップアップしていく中で環境や交友関係が変わり、新しい考え方と出会ったことはありませんか?
特に、大学では全国から人が集まるので新しい価値観と触れ合う機会が多いと思います。
しかし、大学でもやりたいことが見つかる人は少ないと思います。
私の周りでもほとんどの人がやりたい事を見つけられないまま働いています。
私も、30代になってもまだやりたい事が見つかっていません。
まだまだ焦らなくて大丈夫です。
やりたいことの見つけ方
目の前のできることから始めるとやりたい事が見つかると説明されています。
できることが評価されると、さらに勉強してできることが増えます。
そして、さらにやる気が出て、最終的にやりたいことにつながる流れです。
ポイントは、簡単な事からでも良いのでできる事を続ける事だと思います。
できることで成功体験が蓄積されていくので、新しい事にチャレンジしやすくなります。
私も、毎日小さな成功体験を積み重ねるように意識しています。
継続
何かにチャレンジする時、行動を続ける事が大切です。
頭の中で考えたり、知識を蓄積するだけではほとんど前進しません。
失敗しても良いので行動していきましょう。
失敗すると、なぜ失敗したかを考えるきっかけになり、次は同じ失敗をしないようになります。
考えているだけでは失敗もないので先に進みませんよね。
何より、行動したという時点で他の人よりも一歩進んでいるので自信を持って良いと思います。
実業家として有名な堀江貴文さんも、100やって当たるのは1つか2つだそうです。
やっている人は、どんどんやっている。私も肝に銘じたいと思います。
人を感動させる
なかなか面白い話が書かれていました。
友達の友達が6回続くと72億人の世界中の人と繋がります。
なので1人を幸せにすることが出来たら、口コミで広がって大きなビジネスチャンスに繋がるかもしれないということです。
「できることから始める」につながると思いますが、まずは自分の周りの1人を感動させる事に注力することが1番取り組みやすいかもしれませんね。
行動に対する反応が直接返ってくるので対応しやすいし、喜んでくれたらこちらも嬉しいですよね。
物事の側面
この考え方を、リフレーミングと呼ぶそうです。
社会人になると、失敗を強く指導してくる人はたくさんいます。
彼らは、自己肯定感を無くさせる才能に溢れています。
そういった時、「自分はだめなんだ」と否定しないようにすることが大切です。
私も強く言われると、つい自分はダメな人間かもしれないと思うことがあります。
しかし、出来たことは評価して、出来なかったことを伸びしろだと考えると自己肯定感が生まれます。
そして、次も頑張ろうと思えるようになります。
まとめ
今回は、やりたいことがなくどうしたら良いか分からない人に向けて、おすすめの思考法を紹介しました。
やりたいことはいつ見つかるか分かりません。
私も偶然見たYoutubeをきっかけにやりたい事が見つかりました。
ただ、行動しないと見つかるものも見つからないので、粘り強く行動を続ける事が大事です。
みなさんの人生が少しでも豊かになることを願っています。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!